推して参る

舞台観劇感想、になったらいいな。

推しをイケメン、以外の言葉でなるべく表現するよう、試みる。 その1

タイトルのとおりです。


舞台を観に行ってもボキャブラリーが貧弱でだいたい推しがイケメンだった、で終わってしまうのでなるべくきちんとした日本語で綴りたい。と思っています。

私個人の立ち位置は俳優、青木玄徳さんを応援している20代後半女子。地方在住。会社員。

応援のきっかけは言わずもがな、ミュージカルテニスの王子様
ただ、入り口は全国氷帝公演です。たぶん同世代のファンの方と比べると遅めかと思います。が、以降は箍が外れている自覚あり。


今回は武士白虎 もののふ白き虎の感想やら何やらを。書きたいのですが長くなりそうなので分割します。すみません。
本編の私なりの考察やら、感想はこの次。

今回は箍の外れた痛い目線も交えつつ、なぜこの作品にどっぷりになったのか、作品目線でなく推しのお仕事的な観点から、冷静に考えてみたいと思います。


元々はバンギャルだったため舞台関係の演出家さんや演目は詳しくありません。
皆さんが劇場に通っている間、私はライブハウスに通って土下座ヘドバンをしていました。あの、鼻に巻いているお兄さんのいるバンドを10年ほど、追いかけておりました。

その後、何か線路の切り替えポイントを間違えたようで…テニミュ沼から、俳優さんの沼へずっぽりしています。

熱帯男子も、仮面ライダーも幸せでした。


この事は書こうか迷ったのですが、彼を推しているうえでは避けて通れないと思うので、言葉に残します。
特定のものを非難するつもりはないのですが、そういうとらえ方をされる方もいらっしゃると思います。
ただ、私個人としてどうしても書き残したかったので、迷いましたが、残します。ご理解いただけたら幸いです。


この武士白虎出演の前の青木さんの大きな舞台のお仕事は約1年半前。某運動会とかぶっていた作品です。
他にもゲストだったり、1日だけのリーディングだったり、出演はありましたが大々的に公演を打っていたのはその作品だったと思います。

その舞台は、今になって思うと「そこそこ人気のある若いのを出しておけば、チケットがハケるし物販も売れる」という制作側の意図があったのでは、と変に深読みせざるを得ないのです。
物販のブロマイドが…地獄でした…1枚500円、全何種類か公式サイドからの告知はなし。問い合わせても返信なし。
1絵柄10枚ほどの束が終わるたびに新柄と交換、これのエンドレスでした。

初日は皆、ご祝儀替わりにポンポンと買っていましたが後半になるにつれ熱が冷めて、飛ぶように売れることはありませんでした。100枚以上、柄の被りをなく購入された方がいるようですので、そのくらい種類があったんでしょうね…


その作品に関してこれ以上は書きませんが推しが金集めの道具にされる、そんな状態を経験しました。


仮面ライダー鎧武も、当初は30話くらいまででフェードアウトする予定だったそうですが、反響もあり最終回間際まで出演していました。

そのせいもあるでしょうが、他のライバル校キャストさんたちは務め上げた2ndシーズンの最終公演、全国立海公演には出演できませんでしたが…
私が推すきっかけになった役を最後まで全うしてもらえないのは当時は辛く感じましたが、今となってはこれでよかったんだなぁ、と思います。


作品のリアルタイム放送が終わった後も根強い人気のおかげか、演じた役にスポットが当たり主演の外伝が発表される喜びも経験しました。


…そこに行きつくまで、暗黒の半年、もありました。

周りに青木さん推しの方が居たら恐らく、皆が口にするであろう「なかったことにしたい舞台」とそのあとにあった「約半年の闇」。

ライダーが終わったあと、彼は何の告知もなく、事務所からアナウンスもなく、表立ってお仕事のない期間が約半年、ありました。
待ってる側は辛かった。

ご本人としても、デビューがあの役だったわけですから、デビュー以降切れ目なくお仕事をしていて、ちょっとクールダウンしたかったみたいですね。
うん、わかる。解るけどやっぱり言葉がないと不安なんだよ!!世間のカップルもそうやってケンカしてわかれたりするでしょ?!コトバダイジ。


辛かった理由は、周りの追っかけ仲間は毎月毎月なにかしら推しの出ている舞台があって楽しそうにしている姿を、横目で見続けなければならなかったから。繋がりを切れば良いじゃん、と思われるかもしれないですが大事な関わりだから切りたくなかった。日々、TLに流れてくる感想を「いいなぁ、楽しそうだなぁ」と見ていました。隣の芝生は青く見える。

いくらドMの自覚があれども、「待て」をされたまま、半年の放置は辛すぎた。

そしてまともに姿を表してくれた5月の仮面ライダーイベント。
その前に縁あって武士白虎で共演している安西君のでていた戦国無双に足を運んでいて、劇場チラシで今回の武士白虎解禁を知ったのですが。開演前シアター1010の椅子で泣いていました。心のどこかで「もしかしたら戻ってきてくれないのでは」、と思っていましたから。


後に届いたFC会報で(FC会報なので詳しくは触れませんが)お仕事をセーブしていた期間について本人が話していて、「待たせているつもりはなかった」とありました。その場で会報をビリビリに破りたくなりました。(これ笑っていいところ)


俳優界隈に慣れていない私が子供なのかもしれませんが、何が普通か私もよくわかりません。
ただ、せめてFC会員に向けてのアナウンスくらいはあってよかったんじゃないかと思います。具体的に書くのは難しいだろうけど、ちょっと充電してくるから待っててね、くらいは欲しかった。

身勝手なファンな事は承知ですが、ファンなんて身勝手なものだ。と思うのです。

勝手に惚れて、勝手に推して、勝手に萌えて、勝手に幻滅して、勝手に離れていく。


この点、他の青木さんファンはどうなんでしょう?
機会があれはじっくり酒でも呑みながら語りたいものです。


そんなことを経ての今作。
青木玄徳の真骨頂であり、新境地ではないかな、と思います。(贔屓目100%は自覚済み)


そんな考えに至った理由は、また後程。


お嫌いでなければ、お付きあいいただけたら幸いです。(とは言いつつ、下書きもなにもしていない。が、地方公演には間に合わせたい。)