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推して参る

舞台観劇感想、になったらいいな。

リボンの騎士-サファイアの瞳に魅了されるおはなし-

推しについて

 

もののふ白き虎の大千秋楽からはや1か月半。
新たなる青木さんのお仕事の現場に行ってまいりました。毎度のことながらネタバレ注意。です。
恐れ入りますが、自衛していただけましたら幸いです。



リボンの騎士。原作、手塚治虫氏。

青木さんと手塚治虫さんは切っても切れない関係にありますが(血縁とかではなく。気になったあなたはGoogle先生あたりで「青木玄徳 手塚治虫」と検索してみてください。なお、責任は負いかねます。)

 

お話の詳細までは知らずとも、タイトルを聴けば、ほとんどの人がショートカットの女の子が剣を構えて大きな女優帽をかぶっているビジュアルは目に浮かぶんじゃないでしょうか

 

私もそうでした。

 

青木さんの役どころは「海賊・ブラッド」・・・・????海賊????嫌な予感しかしないぞ・・・・(沼に落ちる意味で)と、思いました。
(過去にパイレーツオブカリビアンをこじらせた経験のある人)


確かもふ虎の楽付近の日取りでのビジュアル解禁で「圧倒的ジョニー・デップ感」にやられて、それ以降何とか観れる日のチケットを探して奔走していましたが、譲渡もなかなか見かけることなく・・・観劇あるある、の「当日引換券」様にお世話になりました。

 

 

行ってよかったーーーーーー!!!


前のエントリから何度も書いていますけれど、経験の浅いひよっこがつらつら書いてごめんなさい、なんですが・・・・


上島先生、すげーっす。
なんというか、2.5次元の進化系につながりそうなミュージカルかなぁ、と思います。



今の2.5次元舞台って、男女比率が割と偏る原作のお話(いわゆる女性向けの人気のあるジャンル)、そして若手俳優沼と呼ばれる沼にずぶずぶしてる方って圧倒的に女性が多いと思うのですが。今回は中世という時代設定のファンタジーとして、良い意味で原作感を感じないというか…



これまでに日本で上演されていて私がパッと思いついて、大体の方のイメージが付きやすい作品を挙げると、エリザベートもロミジュリも、レディベスも、これはもしかしたら実際にあったかもしれない事実っぽいファンタジー、だと思うのです。十何世紀かの●●王朝の○○王の時のお話、みたいなものが少なからずあったはず。

リボンの騎士もその一部なのでは…??と思えるくらいの感覚でした。

よくアレンジされていて、本当に原作が好きな方からしたらどう映るかわかりませんがミュージカルとして、新しい切り口を拓いて行ってくれないかなぁ、と思うのです。


生田ちゃんの音域はソプラノ、なのかな。もうしばらくピアノを触っていないので曖昧すぎますけど。
しっかりしたミュージカルとかオペラのようなの歌い方ではないけれどよく通る、綺麗な歌声です。
女の子としてのサファイアと、男の子のサファイア、上手にスイッチが入っていると思います。
ごめん、正直アイドルなめてた。
かわいい。ちょーかわいい。最後の現代アレンジのドレス、ちょーかわいい。変な声出そうになった。

 

対する玲香ちゃんの音域はメゾくらいでしょうか。
ロック調の曲の合う声だと思いました。
ダンスというか動きにキレがあって見ていて気持ちがいい。
母役のしょうこおねえさんとの掛け合いは、涎が出るほどうらやましい。ツンッぷりがかわいいです。(ツンデレだいすき)


ともるんのプラスチックはずるいや~。ずるいよプラスチックtodayにこまき大好きです/話がずれた)

伊達にバブバブポン!してなかった。前半のアホの子っぷりがとてもかわいい。
ラストの男気無双はかっこい。原作はこんなキャラじゃなかったのにずるいや~~~!!いい役だね。


か呉島光実…神っちの(”かみっち”と打ったらでてきた、変換怖いごめんなさい)王子様はほんっと、似合う~。きらきらの王子様、かわいい~~~~ってなるBBAでした。
ただ、某ラストキスでもっと甘々な神っちさんを直前に見ていた私はなんとなく足りなくて「そこは唇を行くべきだろ!!くちびるを!」「フランツ、来いよ!!(」・ω・)」\\来いよ!//」と、脳内で勝手に虎ちゃんたちが動き回ってしまいました…

ただ、なんとなく残念なのはこの2王子のキャラが周りに比べて薄いことかな…
というのが初回観劇の感想でした。

 

そして!しょうこお姉さん!!!
ほんっと、すごいです。ベルばらの伝説のエトワール動画くらいでしかちゃんと拝見したことはないのですが、あの動画だと紛れもないソプラノ歌手さんですが、今回は初めての?悪役。
低音もしっかり鳴らされていて流石としか言いようがない。終始鳥肌。
表現力も声音の強弱などで単純につけるだけでなく発声まで変えていらして母として、悪魔として、女性として。揺れる姿を見事に演じていらっしゃいました。
ぶっちゃけ、しょうこお姉さんの無駄遣いのような気もするけど、しょうこお姉さんファンの方からしたらいかがなんでしょうか???



さて、お待たせしました青木さんのターン!!!!!!!
(誰も待ってないし、青木さんファンによる盲目感想なのは100も承知)(はてブロさんは検索に引っかかるみたいだから敬称は略しません)


なんというか、1幕終わって休憩のとき「あ~、やっぱ声高いんだな。」というのが率直な感想。GAROのFURO、3人旅のカラオケで島人ぬ宝を歌い上げていたので「???!!!」って思ってたんですがね。地声高めだもんね。
チンクちゃん、プラスチック、ブラッドの3人で歌うクライマックス付近の曲は確かメインがチンクちゃん、上がフランツ、下がブラッドのパートわけだった気がしますが。
下用の声になるとすっごく色気が増すというか、つやのある声になるというか、ほんと大スキ(きもちわるい)
その声を堪能できるのはたぶんDream Live2014のヘビーレインが最新音源でしょうか…ほんと、ラストの7代目のハモリも好きすぎて(テニミュ史上1番だと思ってる)現場でも毎公演泣いてたし、今でも1週間に1度は聴いてる。中毒。



個人的には2曲目?の最高音、もう少し苦しくない歌い方を探してほしい…です。
私が見てからもう4公演過ぎていますからまた変わっているかもしれないですが…(11月15日なう)

男性からしたら高いよね、きっとあの音。ファルセット使えれば楽だろうけどブラッドのキャラには合わないし、第一彼がファルセット使ってるのを見たことがないので、何とも言えないんですが…

ひやひやする感じの歌い方じゃなくてミックスボイスでもいいから、偶然の産物でもいいからストンとハメる歌い方ができるようになってくれればもっと安心してみていられると思いました…
歌って、歌いこむとある時急に苦しんでいたところが「ストン」とハマる時が来た経験が個人的にはあったので、そう思うのです。


 あとは、初めて純粋な演技で泣かされました。

お芝居を見に行くと感情移入して泣いてしまうとか、ストーリーが悲しいとか、卒業公演が悲しいとか、泣いている方の理由ってさまざまだと思うのです。
もふ虎は斎藤一サイドとして泣かされたのは全体の演出を通して、だったので彼の演技に泣いた、ではなかったと思っています。
今回は違った。


ほんっとにこの後盛大にネタバレします。嫌な方は超逃げてください。





ブラッドの最期。
台詞とかも超曖昧なんですがニュアンスで!おねがいします!


この蒼い瞳が嫌いだった。けど、サファイアみたいだと誰かに言われた。海賊やめて陸に上がって適当に生きてきたけど、初めてお前(=サファイアちゃん)に会って、俺の生きる意味を見つけた。片割れだ。手に入れたいと思った。
ほんとは俺が隣にいたいけどできないみたいだ、だから同じ瞳を持っているお前(=フランツ)、に託す。起きたら手を握ってやれ、幸せにしてやれ、頼んだぞ兄弟。


こんな内容だったかな。
この時の表情、声音、全部が最高で。
13日の初見の時、後方席なことをいいことに双眼鏡で定点カメラをしていたのですが双眼鏡のレンズとめの間に見る見るうちに水が溜まっていくし、鼻水はじゅるじゅると垂れてくるし、えらい目にあいました。
こんなに泣かされると思っていなかった。
たぶん明日からの4公演、また乃木坂勢のお兄さんにギョッとされるんだろうなぁ、すみませんね…



そんなこんなで無理やり締めようと思います。(一回、がっつりこれよりも長く打った感想をバックアップしておらず。データが吹っ飛んでいるのでやる気がだいぶ薄れてしまった。すみません。)


サファイアの瞳に魅了されるおはなし、というタイトルにしたのはここまででお察しの通りいくちゃんサファイアのまっすぐな瞳に。もうひとつはブラッド&フランツ兄弟のサファイア色の瞳に、魅了される、素敵なお話だった。と思うのでWミーニングにしました。へへっ


2.5次元だけど2.5次元じゃない、そんな感覚を覚えた不思議なミュージカルでした。
60周年記念公演だけで終らず、再演で根強く残ってほしい作品だなぁ。