推して参る

舞台観劇感想、になったらいいな。

はじめてのてにみゅ

 

とても素敵なエントリを拝見したので自分の時はどうだったかな、と、思い返してみました。

テニミュ自体は、初演の頃から存在は知っていました。

 


原作のテニスの王子様ガチで私が越前リョーマ君と同じ歳だった中学1年生の時に始まった新連載で、いろいろな掛け算をするきっかけになった作品。初期は確か3-6推しだった。サル山のチンピラだった跡部様初登場シーンで当時中学2年くらいだった私は文字通り撃ち抜かれて、今に至ります。

(祭壇とかは作れないけど毎年バレンタインにせっせとチョコを送っていたくらいは雌猫。雌猫歴15年。ひぃ)

高校の同級生が初演(ガチの初演、演劇部だった彼女は伝説の初代から見ていた)に行って「すげぇよ!!!!テニミュすげぇよ!!!!!!」って鼻息荒く語ってくれたのをスルーしていました。
あの、よくある皆様おなじみの「漫画を3次元にするなんて」っていう厨二思想です。


今思うと、当時の私を殴り倒したい。
だって!!!!!!!!伝説の初代も伝説の初代氷帝も間に合ったんだよ?????馬鹿なの?死ぬの?と、思う次第であります。

その後進路が分かれてしまったので友人にステマされることはなかったのですが、大学四年の夏。
長野が誇る至宝、古川雄大氏がいたから実現したであろう全国氷帝長野公演の誘いも受けましたが当時はバンギャルをこじらせていたので「遠征費用を稼ぐ」とせっせとバイトをしておりました。

ほんと、殴り倒したい。
タイムマシンが欲しい。(過去を悔いても仕方がないけどこれをまさしく後悔と言うのだと痛感しました)


その後まだしばらくバンギャルが続くわけですが、もろもろあって過食&不眠に陥ってしまい、職を変えることにしました。


4か月くらい休養という名のニートニコ厨になった私のもとへ謎の暗号「ステップステップワンツーワンツーくるりと回ってイナバウアーが押し寄せてきます。


原作では全国大会の氷帝戦が終わり、氷帝の姿を見なくなってしまってから、チョコレートは忘れることなくもうルーティンワークの如く、毎年贈っているのに、読んでいなかったのですが…新テニのニコニコ動画配信を機に出戻りました。(チョロすぎる)

 


そこからの、転落っぷりと言ったらもう。
ニコニコ動画とかYouTubeってすごいですよね…沼に入りやすいようにホイホイ動画が転がってる…(ほんとはアレなものもありますけど、ニートにはありがたい

そこで伝説の初代跡部に堕ちるわけですが、なんせリアルタイムではない。残念なことにリアルタイムではない。しかもなぜか、一通りDVDやらを見たあと、今をときめく抱かれたい芸能人No.1に上り詰めた(超まさかの)斎藤工さん爆推しになりました。


私2次元、2.5次元ともに声フェチです。認めます。


もう、その頃は名脇役的なポジションで1クールに1たくみ(ワンカーブワンゲロの金田君のノリで)、だったので茶の間で推しておりました。当時からのフォロワーさんには本当に申し訳ないと思っている。今は少しこれでも落ち着いた)
茶の間とは言いつつも確か2012年?かな?の笑う巨塔は東京1公演、新潟1公演見に行っている。し、ニコニコ本社でなぜか行われたカレンダーの握手会も行ったwwwwww懐かしい…

 

相変わらず長いな私。久しぶりに語りたいので許してくれさい。


そして、運命の2013年4月

今の勤務先の研修で、1か月ほど東京にいることになったのでその間にあるドリライとやらに行ってみよう」その好奇心・・・でした。
2ndちゃんたちは顔も名前も一致しない、そんな失礼なレベルでした。


ご縁があって工たくみ言いながらTLを荒らしていたころからのフォロワーさんのお零れにあずかって…忘れもしない4月27日公演。
アリーナ最前のあたり(もうもやっとしいる)で、拝ませていただきました。
ゲストだったヒデの白石も!!!堪能させていただきました!!!!!
私は横浜アリーナに墓を建てた。

ドリライに行くまでは、1stしか知らない時代遅れBBAだったので、今の推しの情報なんて「加藤和樹さんを大好きな愚民、24歳男子」としか知らなかったんです。

(おもに↓のライブレポで見かけた関係者席でなく、なぜか客席にいた玄徳とゆかいな仲間たち。そしてLIVE中の”やべー、和樹さんまじかっけぇ~”の、発言のせい)

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ドリライは、まさしく夢のライブ。開演したら怒涛のキャラ登場。15年近くお慕い申し上げていた跡部様がそこにいました。
王子様たちが、ほんとにそこにいました。まじでびっくりした。



なんていうか、美しすぎて声が出なかった。

(声を出す=ヴォオオオオオオオオオイ!!という世界に浸っていたので猶更)




終演後に「本公演!夏からちょうど全国氷帝!!!!」と慌ててTSCへ入るけど、もう全国氷帝申込確か間に合わないし、という時期で!!
テニモさんだったかな。必死で初日のチケットをもぎ取った記憶があります。

前日は全然寝れなかった。

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この席に座るまではDVDでしかテニミュを見たことがなくて、負けるのは辛いけど大好きな氷帝戦で。

 

なんていうかトリオのところからすでに「わー!これ進研ゼミでやったことある!」状態だったんですが。

 


M3の氷点下の情熱でわけわからないくらい泣きじゃくった記憶があります。

DVDで見た曲だし、氷帝が生きてるし!


泣く準備なんて全くしてなくて、たぶん周りには「うわ~、やばいBBAいる」状態だったんだろうな・・・(遠い目)その節は申し訳ありませんでした(ブーメラン)



氷帝が、跡部様が、絶対に紙の中から出てこれないと思っていた王子様たちが、目の前にいるんですもの。
声を出して良ければ、叫んでTDCの階段ダッシュできるくらいの衝撃でした。


たぶん、大体の人は「あるある」って思っていただけると思うけど。
そのくらい、とても大きな衝撃。

 


みんな、でなんでこんなにチケットいっぱい持ってるんだろ、私は複数回観劇するものではないだろうな、なんて甘かった。
最終的に読みが甘くて遠征の準備まではしていなかったので東京公演のみでしたがどんどん増えていく半券。10公演は入らせていただいたと思います。
当日引換券とかいうシステムもまったくわからなかったし、ぴあ店頭で座席を選べるなんて知らなかったし、そもそもどこで見ていいかもわからなかったので当日券と、ひたすら譲渡を探しました。


そんななか、ご縁でお譲り頂いたもの。(↓)
この回の公演くらいまでは跡部様というキャラ推し視点からの「テニミュってすごい」だったのが本格的に「青木玄徳、推して参る」の覚悟を決めた公演でした。

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こうして、どんどん半券の増えていく病気にかかってしまいました。


今の世の中は沼、とかクラスタとか、よくわからないかっこいい概念、価値観があるみたいです。
が、やっぱり基本的にはアナログ育ちの昭和生まれにはよくわからないから、たいしたことはせずに、健やかな成長を見守る「勝手なお母さん」のようなポジションで3rdシーズンも含めて応援するに至りました。
バンギャル時代はV系雑誌の文通コーナーに出して”当方異端芸者狂愛、特に下手G愛です。遠征は東京、大阪メイン。地方住のため、他会場のレポなどしていただける方募集。住所は~(個人情報丸出し)”とかやってた世代)



後悔はあるけれど、私の観る世界が変わり始めたあの時、こちらからお声をかけさせていただいてOKしていただいたフォロワーさん。

 

数々のご縁で譲っていただいたいろんなお席。



そのすべてのものが糧となって、地方からでも日帰りできるならホイホイ見に行ってしまうチョロい観劇モンスターが生まれました。

考察やら細かな感想は同じ世代のお姉さま方にお任せして、ただ「あはは~、かわいい、たのしい~!!!」っていうクソみたいなスタイルですが、楽しいです。楽しいんです。
テニス最高セイヤー!


本当に、皆様いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(無理やり終わる)



※下書きになったままの記事がいくつかあるのでなんとかし隊