推して参る

舞台観劇感想、になったらいいな。

最近の、闇金ドッグス

土曜日の朝早くから、初回を観てきました。
闇金ドッグス7。

散々書かれているだろうけど、監督が代わればもちろん作風が変わるのはわかるんです。
だけど、ここ何作か粗が目立つというか…
今回のもさーーーーー!!!!

 

 

あ、毎度のことながらネタバレ配慮しませんのであしからず。

 

 

もっとこう、なんかいろいろあるでしょ!!!
奨学金問題に切り込みたいのはわかるけど、他が雑過ぎない??????
エマのお母さんが早くになくなっている=エマはまだ未成年だったんだから遺族年金とかあったよね????
成人してしまうと確かもらえないけど…
あと、お姉さんも障害年金とかないかい????交通事故の相手方の損害賠償とかもっとぶんどれなかったの??!!

あと、あの規模の店でナンバー1張れてるならその気になれば30万って稼げると思う…んだけど…もしくはナンバー1なんだったらもっと稼げるところに移籍するとか。何も風俗じゃなくても…って思う。
おっさんたち東洋経済(雑誌とか、ウェブニュースにの媒体)の女性の貧困ネタに左右され過ぎでしょ。。。。。

toyokeizai.net



純愛と言ってしまえば確かに純愛だけど、なんかもやもやしました。
上映後の舞台挨拶では「キュンキュンしてほしい」みたいなお話しされてたけど、須藤が鳩のエサ横取りしたり半分お尻出して路上で寝ている方は私はキュンキュンします(?)

1回目だか2回目だか忘れちゃったけど、ラブストーリーを作りたいという話から今回の二つは産まれた、っていう話題でお話しを作ったのが30代から40代の男性ばかりだった、と聞いて納得。

しょーじき、女性がキュンキュンとするところは、エマと司のシーンではなかった( ^ω^)・・・(と、私は思った)キュンキュンはしなかったけど、公園で俺じゃお前を幸せにしてやれない、って話すところは切なかったかなぁ。



かといって!!!!イケメン面を担保に壁ドンとかしまくるのも嫌だけど!!!!!
(わがまま)



推しのお芝居とか、忠臣さんとのバディ感とかは確かに好きだから!!
続いていただけるのは嬉しいんだけど・・・・できれば制作側に女性、入ってくれないかな。もちろんスタッフさんとかはいらっしゃると思うけど、女性の視点も、もうちょい、入ってほしく思う(だって金を落とす層が女性ジャン)

でも、今日の舞台挨拶の回たぶん作品自体のファンだと思うんだけど50代くらいのおじさんが何名かいらっしゃったのはうれしかった。
私の推しを!みて!!!!!って鼻息荒く語りかけたかった(さすがにおとなしくしていました)


5,6とかなり重かったけど7はまさかの忠臣さんまでコメディ要因だったりで、クスッと笑えるところもあり。作中で「キングダム」と使われたり、キャバクラのキャストさんの出勤を迎える司のハイタッチがどう見ても全員総会とかのお見送りのアレだったりして、ファンならではの目線で楽しめるところは多々ありました。


あと、個人的にやばかったのは小学校の時の担任の先生。
偶然の再会とか、2回目のたかりに来るシーンとか、忠臣さんに返済しに行くとか「あんだよコイツ・・・この人も親の介護とかかな」と思っていたら。まさかの。



ショタコンは金がかかるんだよ!!!!!!!!!!!!!!」


そうです、司君ががんばって働いて稼いだお金(日給5千円で毎日5千円札で支給されるから金勘定が全部5千円札なんだよ…ここちょっとせつない…)で、少年に法的によろしくないことをするために使っていたのです…
でも、このセリフは「あっ、ヤバい、すごくよくわかる…」と思ってしまって辛かった。
(念のためあえて明記しますが、若々しいフレッシュなかわいい子たちががんばっている姿が好きなので、皮の被ったモノをぺろぺろしたりしたいとは思っていません、通報しないでください)


チャラそうな司とその相手のエマはちゅーだけの純愛なのに(もっと朝チュンとか、くんずほぐれつとか、覚悟してた)物理的な言葉によるエロをあのキャラクターがかっさらっていくのは面白かったです。


あとはなんだろうなー、イントロ。
公園で司君がシーソーの上で寝てるんだけど、あれはヒエラルキーてきなアレでまともな場所では寝かしてもらえなかったのかい???
もっとベンチとか、植込みとか、なんかない????
謎の股間アップ(語弊)のナメがあるんだけど、ああいう映像いらないっす。
(あれピントがあってるのソコだよね???違う場所ではないよね????)

どこかのネット媒体のインタビューで“「ハトのエサを食べるシーンがあるんだけど、ハトがつついたあとのものはハト臭い。口の中がハト臭かったからイソジンが欲しい」と言ったのに出てきたのがウイスキーだった”という件を先に読んでしまっていたので、笑いをこらえるのに必死でした・・・・


ラストシーンの言い間違いはアドリブじゃなくて台本だったらしですが
ドストエフスキー罪と罰がドエムシコスキーのムチとバツ(確か)、そしてその主人公の名前ラスコーリニコフがニコニコシコシコだかニコスコシコシコだか、とってもひどいことになっているシーンでよく見ると忠臣さんが笑いを堪えきれていないのがかわいいです。


一先ず、推しのオタクとしては須藤司のキャラが大好きだし、撮影時間がタイトな中でもいい雰囲気で山田君と作品を作れているんだろうな、というのが伝わってくるので続編は熱望したいです。
久しぶりに2人で組んで、爽快感のある2とか3みたいなテイストが、見たいです…
土屋監督…うううっ。